この本は藤巻氏が品川女子学院で行った高校生向けの金融の授業をまとめたもの。ある生徒が藤巻氏に「小中学生が口座を持って株の取引をしていることをどう思うか?」という質問をしたところ、藤巻氏は「株価というのは、要するに森羅万象の結果です。つまり経済とか政治とか外交とか、そうしたことが全部反映して決まってくるわけです。小学校、中学校の頃は、どうしてこういう株価が形成されているのかというバックグラウンドを、森羅万象を勉強するほうが先だと私は思います。」
私もそう思う。長期投資をしっかりやるには、経済や政治に対する論理的な読みが不可欠だ。最近「高卒フリーターがデイ・トレードで○億円」といった本が大量に出ているが、デイトレード、スイングトレードで儲けることの出来る「運の良い人」はデイトレーダーのほんの一部。経済や政治の勉強を少しして、じっくり長期投資すれば、99%の人がそれなりに儲けられるのに・・・と思うと残念だ。
「藤巻健史の5年後にお金持ちになる資産運用入門」は、この森羅万象の動きをどう読むか、ということを分かりやすく解説した本だ。
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・証券会社は株価予想をすべきでない
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- 2006.05.23 Tuesday
- カテゴリ:株式投資
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