アクティブ投信は市場平均に勝てるのか?

3月2日の日経新聞記事「積極運用型投信 市場平均に勝てる?」という記事がインデックス・ブログ界で話題になっている。
私はこの記事は見逃してしまったが、各ブログの記事を読む限り、以下のことが書かれているようだ。

・2000年2月以前から運用されている日本株の投信、かつ2008年1月末の純資産が200億円以上の投信16本が対象。長期運用されている投信がそもそも少ない。
・相場の上昇期は、インデックス投信よりアクティブ型投信の騰落率が高かった。上昇期にアクティブ型投信を選ぶ意味はある。
・バリュー型は過去は相対的に成績が良かった。
・信託報酬が低い投信の方が成績が良くなりがち。

相場の上昇期はインデックス投信よりアクティブ型投信とのことだが、そもそもこの記事は生存バイアスを考慮していないようだ。もともと成績が良くなければ、長期間生き残ることが難しい。そういった生き残ったアクティブ投信とインデックス投信を比較すること自体、あまり意味を見出せないと思うが、いかがだろうか。

関連記事:
・「お金は銀行に預けるな」の間違い
・さわかみファンドはそんなに良いファンドか?

コメント
生き残ったファンドだけを分析対象にしてもあまり意味がないのはそのとおりですね。

私もこの記事自体はよく読んでないのですが、NightWalkerさんのブログを読む限り(他は読んでいません)、

>投信は長期投資の手段とされるが、純資産を増やしながら長期運用されている投信がそもそも少ない



>上昇局面やバリュー型でも成績が悪い投信もある。
>ある時期の好成績が、次の時期にも続くとは限らない

と指摘されているとあり、記事自体はサバイバルバイアスの存在に配慮したのか比較的慎重な表現になっているのではという印象を持ちました。それでも誤解した人もいるとは思いますが。
  • ntk
  • 2008/03/05 8:49 AM
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3月2日の日経新聞の記事が、いろいろと波紋を広げているようです。 http://takaamahara.blog85.fc2.com/blog-entry-158.html http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2008/03/post_3369.html http://layup.blog88.fc2.com/blog-entry-201.html 乙は、新聞記事
  • 乙川乙彦の投資日記
  • 2008/03/06 8:02 AM

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