外債ファンドの筆頭角であるグロソブ(毎月分配型)は、2007年4月以降、1万口当り毎月40円の分配金を出しながら8100円〜8300円の基準価格を維持してきたが、8月に入り7600円まで低下した。1割近い下落だが40円の分配金は出し続けており、元手部分を切り崩すタコ足配当が続いている。
毎月分配型が非効率的であることはこのブログで何度も指摘しているが、基準価格が下落しているときに高い分配金を出し続けることは、ファンドの価値低下にドライブをかける自爆行為だ。通常時同様40円の分配金を出し続けることはおかしい。
ただ、そもそもグロソブの購入者は合理的な判断をしているとは考えにくいので、基準価格下落時に分配金を減らされるよりも、通常通りの分配金が銀行口座に振り込まれることのほうを重視するのかもしれない。悲しい現実だ。
関連記事:
・グロソブの問題点
・投信の罠〜グロソブの問題など
毎月分配型が非効率的であることはこのブログで何度も指摘しているが、基準価格が下落しているときに高い分配金を出し続けることは、ファンドの価値低下にドライブをかける自爆行為だ。通常時同様40円の分配金を出し続けることはおかしい。
ただ、そもそもグロソブの購入者は合理的な判断をしているとは考えにくいので、基準価格下落時に分配金を減らされるよりも、通常通りの分配金が銀行口座に振り込まれることのほうを重視するのかもしれない。悲しい現実だ。
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- 2007.08.25 Saturday
- カテゴリ:投資信託
- comments(8)
グロソブは資金流入の勢いがなくなって来ている中でこのまま基準価格が下がり続けると大パニック起きるかもしれないですね。
筋の悪いファンドですが、大騒ぎになって投信業界自体が先細りになっても困るのでうまくソフトランディングしてもらいたい所です。
毎月分配型が廃れて低コストなファンドに駆逐されるのが一番ですが。