金融庁が導入検討中の「積立NISA」が年間投資上限40万円・非課税期間20年で決着

政府が導入検討中の「積立NISA」が年間投資上限40万円・非課税期間20年で決着した(日本経済新聞)。

金融庁は当初、「積立NISA」を年間投資上限60万円・非課税期間20年で提案していた。その後、自民党税制調査会で慎重論が出た結果、年間投資上限60万円・非課税期間10年の案が有力になっていた。

記事によれば、金融庁の森信親長官が12月6日の自民党の税調幹部の非公式会合で20年の長期投資の方がより高い投資収益率が得られるといった利点を説明し、与党が認める方向になったとのこと。

現行のNISA枠でも当初、年間投資上限は100万円でスタートしたものの、120万円に増額された経緯がある。後から非課税期間を延長するのは非常に困難だが、年間投資上限を引き上げることはより容易であることから、金融庁が20年の非課税機関を死守したのは良い作戦だと言える。

また、積立NISAは年間投資上限120万円・非課税期間5年の現行NISAと当面併存するものの、将来的には積立NISAに一本化する見込みとのこと(日本経済新聞)。

いずれも、より長期投資に適した制度変更だと思う。2018年1月以降は積立NISAを活用したい。

関連記事:
・金融庁が導入検討中の「積立NISA」の非課税期間が20年から10年に半減


コメント
積立NISA自体は良いと思いますが、結局現行NISAはそのまま持っておけない訳で長期投資向きではなかったですねorz

5年目に元本割れで特定口座へ移行させるくらいであれば、今のうちに全売却してしまおうかしらん。。
  • ハイマージェ
  • 2016/12/10 11:01 PM
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