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本多静六の資産運用哲学とは〜給与の4分の1を強制貯蓄・株式投資



本多静六著「私の財産告白」を読んだ。この本を読むと、ふつーの人がお金持ちになるために最も重要な要素が貯蓄であるということを改めて感じさせてくれる。
本多静六の億万長者への道のりと資産運用哲学をまとめてみた。

1. 貧乏生活を脱出するために、ただでさえ苦しい生活の中、給与の4分の1を強制的に貯蓄に回し、投資の原資(雪だるまの芯)を作り出した。やがて、貯金に利子がつき、利子の4分の3を生活に回すことで生活にも余裕が生まれてくる。利子の4分の1は再度貯蓄する。

2. ドイツ留学中、ブレンタノ博士に日本では幹線鉄道と森林が有望とアドバイスされ、私鉄だった日本鉄道株を購入。やがて2倍半の価格で国が買い上げとなった。その資金で秩父の森林を購入。すると日露戦争後の好景気で木材需要が増え、木材の価格が高騰した。

3. 私鉄以外にも、ガス、電気、製紙、麦酒、紡績、セメントなどの優良株に分散。関東大震災で暴落した東京電燈株が「売られすぎている」と判断し購入。株価が元に戻り大儲けした。しかし、太平洋戦争敗戦により大損害を被る。

4. 昭和二年、60歳で東大教授を退官、数百万の貯金(当時)、株式、家屋、別荘、田畑、山林などを所有。大金は子孫の人生を狂わすと思い、必要最小限の資産を残して、すべて自治体、育英基金などに寄付。

公務員だった本多静六が億万長者になった秘訣は、1) 質素倹約、貯蓄癖が身に付いていたこと、2) 当時は理論化されていなかったが成長株と割安株投資の感覚が自然に身に付いていたこと、3) 当時は理論化されていなかったが、分散投資が自然に身に付いていたこと、などが挙げられる。

当時、投資理論がほとんど存在していない時代に、長期分散投資の効果をしっかりと理解し、実践し、億万長者になった本多静六は、やはり「只者ではない」と思った。

関連記事:
・バフェットの投資哲学を学ぶ

コメント
オフショアナビからでている元本保証のオフショアファンドはどうでしょうか?ドルやユーロなどですが。凄い利回りなので考えてしまいます。マン社のもので手数料もないみたいですが。。。
  • m
  • 2007/02/04 8:15 PM
よろしければ商品のURLを教えてください。
  • ゆうき
  • 2007/02/04 8:55 PM
たぶん、ここではないでしょうか?
かなり怪しげです。
http://www.offshore-nabi.com/fund/guarantee/about.htm
  • 通りすがり
  • 2007/02/04 10:53 PM
通りすがりさん、どうもありがとうございます。
mさん、まずは以下の記事をご覧ください。

http://fund.jugem.jp/?eid=29
http://fund.jugem.jp/?eid=50
  • ゆうき
  • 2007/02/04 11:12 PM
前にここの会社をとおして元本保証のファンドに投資しましたけど、私の場合は今のところ結構いい成績出てますね。
  • kk
  • 2007/02/06 2:25 PM
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