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「ほったらかし投資術」推奨配分とインデックス投資ブロガーの資産配分とのギャップ

武蔵小杉のインデックス投資飲み会(通称:ムサコ会)に参加した。
最も興味深かったテーマは、山崎元氏が「全面改訂ほったらかし投資術」で推奨している日本株・外国株の50:50という比率を実践しているインデックス投資家は果たしてどれくらいいるのか、という話。

私が2015年1月にインデックス投資ブロガー39人のアセットアロケーションを調べてみたところ、資産全体で日本株を4割以上持っている人はわずか1人で、その人は海外株を保有していない人だった。

また、株式アセットクラスの中で日本株の比率が4割〜6割の人は4名いたが、4名はいずれも海外債券を保有しておりポートフォリオに占める海外債券の比率は11%〜50%だった。

つまり、「ほったらかし投資術」推奨ポートフォリオに近い運用をしているインデックス投資ブロガーはほとんどいないことになる(インデックス投資ブロガー39人のポートフォリオを分析してみた参照)。

ムサコ会の参加者の一人から、「なぜ山崎氏は50:50という配分を推奨しているの?」という質問を頂いたが、「年金運用においては50:50で持つことが多く、年金運用では通常の標準偏差・相関係数・期待リターンに加えて為替リスクを考慮しているからかも」という回答をしておいた。

「全面改訂ほったらかし投資術」はインデックス投資家の入門書といった位置づけになりつつあるが、推奨ポートフォリオと実際のポートフォリオにこれだけのギャップがある状態は、このまま放置で良いのだろうか?

関連記事:
・山崎元・水瀬ケンイチ著「全面改訂ほったらかし投資術」で語られなかった重大事項

コメント
>「全面改訂ほったらかし投資術」はインデックス投資家の入門書といった位置づけになりつつあるが、推奨ポートフォリオと実際のポートフォリオにこれだけのギャップがある状態は、このまま放置で良いのだろうか?

「ほったらかし」などと謳いながらも、実際の投資行動では、投資の本質に関わる山師的な性分をコントロールすることはできない、完全に自信過剰のバイアスをコントロールする術はないことを実証しているように思います。

このまま放置でよいと思います。
  • キセン
  • 2015/07/09 3:56 AM
インデックス投資ナイトでこの点の話を山崎さんがしていました。
すぱいくさんの速報記事では下記のように議事があります。
「リスク資産としては、2資産均等である。外国株6:日本株4ぐらいのほうが、機関投資家のリスクとリターンとして使われている情報を平均してミーン・バリアンスを計算した比率6:4だった。ほったらかしという意味で、外国株5:日本株5程度かなということ。一番肝心なのはリスク資産にいくら投資するのかということ」
http://ichiokuen-wo.jp/blog/investment/5374

あと、支払いが円であることを考えると為替リスクを大きく取らない方がいい点を考慮し、初心者は半々で良いんじゃないかと言うことでそうした、と言っていたような気がします。

個人的には、そもそも推奨ポートフォリオ自体に意味はないが、初心者は指針が欲しいので、メディア等が好んで示すものというものと思っています。推奨ポートフォリオという議論より、リスク配分をどうするかという議論の方がまだ意味はあるかなと思います。
  • ASK
  • 2015/07/09 6:03 PM
>「ほったらかし投資術」推奨ポートフォリオに近い運用をしているインデックス投資ブロガーはほとんどいないことになる

ここにいます。
私は、「ほったらかし投資術」推奨ポートフォリオに近い運用をしています。以下がそれを記載した私のブログです。

http://salarymaninvestor.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
  • ひろ
  • 2015/07/14 12:02 AM
ご紹介ありがとうございます。確かに推奨ポートフォリオに近いですね。
  • ゆうき
  • 2015/07/14 7:43 AM
興味深い記事をありがとうございます。
やっぱり最適な配分。。。気になりまして…。
この点、山崎さんの『超簡単 お金の運用術−全面改定−』に説明があります。
4ページにわたる記述ですが、一言で言っちゃうと…、国内、外国株のリスクと期待リターンは(計算した結果)ほぼ同じなのでウェイトが同じになることは違和感がない。
外国株の期待リターンは日本株よりも少し高くてもいいのかもしれないが、投資商品のコストを考えて、円ベースで投資する日本の投資家にとって、同じ期待リターンと考える事が妥当だと考えた。
と仰っております。

また、この比率は主として為替ヘッジを行わないことの反映だ。
と書いておられます。
さらに…、外国為替市場は世界最大のカジノと理解し、投機だと割り切って楽しみとして参加すべきものだ。と為替リスクを語っています。

大前提が世の中の多くの初心者向け「お金の運用術」なので、判断の余地がある所も堅くいっていると読み取れました。
山崎さんの芯のブレなさ度に敬服しました。

もう初心者を脱した中上級者で、為替やFXが解る方は、外国株をオーバーウェイトしてもFXを活用してリスクヘッジするのはOKってことですかね。

でもやはり日本株は不安定な気がしますけど。

抜粋、引用しましたが、間違いじゃない?と思われたとしたら、私のまとめや省略が不適切なのだと思いますので、山崎さんは悪くありません!
  • みずほ
  • 2015/07/26 1:41 PM
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