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ベネズエラが財政破綻の危機に〜物価は年率5割を超え闇為替レートは27倍に

ベネズエラが財政破綻の危機に陥っているとのこと。
ベネズエラの輸出の95%を占め、世界最大の埋蔵量を誇る原油の相場下落により、外貨準備が急減している。物価は年率5割を超え、為替レートは公式には1ドル=6.3ボリバルだが、闇市場では1ドル=170ボリバル前後にまで跳ね上がり、企業のドル需要が逼迫しているとのこと(産経新聞)。

同記事によれば、マドゥロ大統領は海外に支援を求めて飛び回り、中国から200億ドルの新規投資を確保したと表明。また、マルコ経済・財務相は、3月に期限が迫る10億ユーロの国債償還について「支払い原資を準備した」と発表した。ただ、2015年末には90億ドル相当の債務が返済期限を迎え、正念場になると見られている。

ベネズエラでは、急激なインフレにより買い占めや密輸が横行し、生活必需品の不足が生じているとのこと。政府はスーパーに指紋認証センサーを導入して、違法行為の取り締まりを強化しようとしているが、効果は疑問視されている(ウォール・ストリート・ジャーナル)。

反米を掲げIMFや世界銀行から距離を置いてきたベネズエラにとって、財政は中国の支援次第という状況だ。中国も国内のバブル処理に苦しい中で、ベネズエラの財政危機にどこまで付き合い続けられるのだろうか。

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