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ウルトラライト・ハイキング思想とミニマリスト思想の関係性



超軽量山道具マニアのブログ「山より道具」管理者の寺澤英明著「ウルトラライトハイキングギア」を読んだ。
超軽量の道具を用いた山歩きスタイルは、ウルトラライト・ハイキング(UL)と呼ばれている。例えば、通常の登山ではガスコンロを用いることが多いが、ウルトラライト・ハイキングでは、超軽量の固形燃料コンロが推奨されている。また、通常のテントは、フライシートと本体の2枚のナイロン布の間に空気層を作り(ダブルウォール)、室内の結露を防止しているが、ウルトラライト・ハイキングでは、シングルウォールのテントやツェルトと呼ばれる屋根のみの簡易テントが推奨されている。

極限まで道具を削減する思想は、ミニマリストの思想に通じるものがある。しかし、ウルトラライト・ハイキングの道具は、汎用性が低いため、利用する場所・季節・気温・天候が限定されてしまう。ツェルトは、下から風が吹き上げるような山の稜線地帯や蚊が大量に発生する場所での利用は適していない。

長距離を快適に歩くためには、道具の軽量化を追求することは重要だ。しかし、ウルトラライトを追求しすぎると用途に応じて道具を揃えなければならず、結果的に道具が増え、ミニマリストと矛盾していくことになる。ミニマリストなウルトラライト・ハイカーは、ウルトラライトの適度な追及が必要なのだろう。

関連記事:
・持ち物を最小限にするミニマリストよりも重要な最適所有レベル

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