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外国人技能実習生を5年に延長へ〜小手先の拡充で不足する労働力を確保できるか?

2020年の東京オリンピックに向けた建設ラッシュに対応するため、建設現場で受け入れる技能実習生を拡大する方向で検討しているとのこと(共同通信)。
記事によると、技能実習の期間延長などを軸に、オリンピックまでの時限措置とする案が有力で、2014年中に入国管理の法令改正作業に入る見通しとのこと。ベトナム等からの技能実習生が期待されているとのこと。

ロイター記事によると、現在3年間の技能実習期間を5年程度に延長する案が有力とのこと。産業界や農林水産業の現場で拡充ニーズが高まっている一方、違法労働の温床になっていることや日本人の失業率の悪化等を懸念する声も強いとのこと(外国人技能実習生の受入事業者8割で労働法令違反〜かい離する本音と建前参照)。

これまで日本は「技能実習」という建前の制度で、実質的に国内の労働者不足を補完して来た。政府は技能実習期間の延長など小手先の改革で労働者不足に対応しようとしているが、15万人程度の技能実習生では、もはや十分に賄えないレベルに来ている。

また、中国ビジネス・ヘッドライン記事によれば、中国ではすでに技能実習生の日本離れが顕著で、急速な高齢化により逆に労働者受け入れ国になり、地理的に近いベトナムやミャンマーなどは日本から中国に労働力の送り出し先を変える可能性があるとのこと。

日本で数年程度の短期労働しかできなければ、日本へ出稼ぎに行くメリットも小さくなるだろう。日本での労働のメリットを高めるために、本格的な移民労働者受け入れの制度構築が必要になっている。

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