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インデックス投資初心者のためのよくある質問と回答(FAQ)

インデックス投資初心者のためのよくある質問と回答(FAQ)を作ってみた。
Q1. なぜ投資をする必要があるのですか?

超高齢化・超少子化の日本では、多くの人にとって年金のみでは老後の必要生活資金を確保することが難しくなります。そして、資本主義が継続している限り、良く分散された長期投資は預金よりも高い収益を得られる確率が高くなります。ちなみに、年金や保険は債券や株式で運用されており、自分自身では投資をしていないと思っている方も、すでにこれらを通じて投資をしています。

Q2. なぜ長期投資が良いのですか?

理論上、デイトレードなどの短期売買の儲かる確率(期待リターン)はトントンで、株式売買手数料の分だけマイナスです。一方、よく分散された長期投資の期待リターンはプラスであり、資本主義社会が続く限りは短期売買よりも有利になります。

Q3. なぜ分散投資が良いのですか?

例えば国内債券、国内株式、海外債券、海外株式などの各資産クラスは、それぞれ異なる値動きをすることがあり、こういった資産を組み合わせることで比較的に小さいリスクでより高いリターンを得る確率が高くなります。

Q4. どのように資産配分すれば良いのですか?

資産配分はどれだけリスクに耐えられるかによっても異なります。そもそも資産額が少ない方やすぐに使う予定がある人はリスク許容度が低いので流動資産(円預金など)を多く持つ必要があります。流動資産以外の配分としては、例えば、内藤忍氏は標準的な配分として、国内株式4割、国内債券1割、海外株式2.5割、海外債券2.5割と書いています。山崎元氏は、無難な配分として国内株式5割、海外先進国株式4割、海外新興国株式1割としています。インデックス投資ブロガー39人の平均値はこちら、本ブログ管理人のポートフォリオはこちらに掲載しています。詳しくはアセットアロケーションの基本〜標準偏差・相関係数・期待リターンから計算を参照ください。

Q5. なぜインデックス投資が良いのですか?

日経平均やTOPIXなどの指数をインデックスと言い、平均的な指数に連動した投資法をインデックス投資と言い、インデックスに勝つことを目指して運用することをアクティブ運用と言います。しかし、実際には平均してインデックスファンドよりもアクティブファンドが勝っているわけではなく(維持手数料の分だけ負けている)(モーニングスターのアクティブ&インデックス比較参照)、インデックスに勝つファンドを事前に見分ける方法はないと言われています。したがって、維持手数料の安いインデックス投資をすることが合理的です。

Q6. おすすめの商品は何ですか?

最初の一歩としては、インデックスファンドがオススメです。2015年7月現在では、日本株クラスはニッセイTOPIXインデックスファンド、海外株クラスはニッセイ外国株式インデックスファンドが信託報酬が割安で良い商品だと思います。

Q7. どこで口座開設すればよいでしょうか?

手数料が安いインデックスファンドを数多く扱っている楽天証券SBI証券などのネット証券で口座を開設することをお勧めします。課税コストを低くするために、NISA口座や確定拠出型年金(DC)の活用もおすすめです。

Q8. なぜ積み立てが良いのですか?

定期的に同額で投資していくことをドルコスト平均法と言い、自分でタイミングを見て投資をすることをタイミング投資と言います。一概にどちらが有利とは言えませんが、初心者は株価が割高な時に買ってしまいがちな傾向があるため、まずはドルコスト平均法で定期的に積み立てをするのが無難だと思います(詳しくは長期分散インデックス投資における売買タイミングの22パターン参照)。

Q9. なぜリバランスが必要なのですか?

長期で運用していると目標の資産配分とずれてくることがあり、目標の配分に戻すことをリバランスと言います。個人の資産運用では1年に1回程度のリバランスでも十分と言われています。タイミング投資を行っている方は、手数料のかかるリバランスは行わず、各資産への新規投資額でバランスを調整している人もいます。

Q10. 投資をやめたくなったらどうすれば良いですか?

過去の危機後の世界の株価の動きを眺めたり、公的年金が投資を続けていることを確認したり、長期投資の本を読み直したりと方法は色々あります。人気投資ブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」には「売りたくなったら見る言葉」というカテゴリがありますので、そちらもオススメです。

Q11. 資産配分や長期投資をもっと勉強したい場合はどうすれば良いですか?

インデックス投資を知るためのオススメ本5冊をぜひご覧ください。また、少々難解な説明もありますが、インデックス投資・早期リタイア・海外旅行ノウハウ集にも多くのノウハウが収録されています。

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コメント
>時間をかけてじっくり相談したい場合は、晋陽FPオフィスのカン・チュンドさんなど、インデックス投資をオススメする専門家に有料でご相談することも一つの方法かと思います。

特にインデックス投資を指向する場合にはやってはいけない選択肢だと思います。期待して相談しても費用対効果も含めて考えれば、たとえば山崎元さんの「超簡単 お金の運用術」を一冊読む方が遥かに上でしょう。
  • あのにます
  • 2010/12/18 10:44 AM
>時間をかけてじっくり相談したい場合は、晋陽FPオフィスのカン・チュンドさんなど、インデックス投資をオススメする専門家に有料でご相談することも一つの方法かと思います。

ボクはこのご意見を支持します。
実践するための書籍は沢山ありますが、その内容を正しく理解できているかどうか確認したり、不明な点を質問したりする意味で有益な面があると思います。(何冊本を読んでも、正しく理解できているとは限りませんからね。)
もちろん、誰に相談するか、が最も重要ではありますが。
  • rennyです
  • 2010/12/18 12:31 PM
一概に短期が不利とは言えないと思います。
デイトレードとの比較も極端です。
何回取引しても定額の手数料設定もありますし、長い分不確定要因が増えます。

日本株に長期投資しててもここ20年ではマイナスです。

一言で言うと、未来は誰にも分からない、ということだけが唯一の真理ではないでしょうか。
  • 名無し
  • 2010/12/19 6:04 PM
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 ゆうきさんの「ホンネの資産運用セミナー」で「資産運用に関するよくある質問と回答」 http://fund.jugem.jp/?eid=1411 が掲載されました。  とてもよく書けており、1ページで投資の考え方が簡潔にまとめられています。  投資の本質がわかっている人ならばこそのブ
  • 乙川乙彦の投資日記
  • 2010/12/22 6:06 AM

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